いちじくは家庭菜園におすすめ?育てて感じた魅力
「いちじくを家庭菜園ってできるの?」
「初心者でもいちじくは育てられるの?」
最近、ベランダ家庭菜園の一角にいちじくの鉢植えを迎えました。まだ実はついていない段階ですが、初心者でも育てやすく、将来的な収穫を楽しみにできる果樹として、とても魅力を感じています。
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私がいちじくを迎えた5月から6月に行ったことやポイントをやさしく紹介します。その後についても記事にする予定ですので、そちらもぜひご覧ください。
いちじくについて
いちじくとは?
いちじく(無花果)は、古代から「不老長寿の果実」として親しまれてきた果樹で、ほんのり甘く、ねっとりとした食感が特徴です。日本でも庭木として人気があり、暑さや乾燥に比較的強く、家庭菜園初心者でも育てやすい果物のひとつです。
また、花が実の中に隠れて咲くという不思議な性質を持ち、「無花果(花のない果実)」という名前の由来にもなっています。
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私の住む関東やそれより西側の地域では問題なく育つようです。
雪の降る地域では、耐寒性の強い品種を選びましょう
なぜ家庭菜園が良いの?
スーパーなどで販売されているいちじくは傷みやすく、完熟状態では流通しにくいため、本当においしい完熟いちじくは、自宅で育ててこそ味わえる特別な果実です。
葉が大きく、見た目にも南国感があり、食べられる庭のシンボルツリーとしてもおすすめです。
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私のようにベランダでプランター栽培をしている場合でも、しっかり根が張る鉢と日当たりがあれば元気に育つのも安心できるポイントです
初心者でも育てやすいと感じたポイント
いちじくは病害虫に比較的強く、暑さにもよく耐えるため、初心者にとって管理がしやすい果樹です。落葉樹なので冬は葉が落ちて休眠し、その間の手間も少なく済みます。
また、何より水切れのサインが分かりやすいのが魅力。葉が少ししんなりしてくると、「そろそろ水がほしいな」というサインになります。これが分かりやすいので、私のような初心者でも安心して育てられています。
ベランダでの育て方|鉢の大きさ・用土・水やり


使用している鉢と土の詳細
現在使っているのは、8号鉢(約24cm)のプラスチック製鉢です。いちじくは根が強く育つため、鉢はなるべく大きめに用意した方が安心です。
土は市販の果樹用培養土を使用しました。水はけ・保水性のバランスがよく、特別な配合をしなくてもそのまま使えるので助かっています。
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他の植物では6→7→8号と上げていくところ、いちじくは6→8→10号と
2サイズアップできるぐらい根がよく育ちます
水やりの判断ポイント(水切れのサイン)
いちじくは乾燥気味を好むものの、極端な水切れは生育不良につながります。私は以下のような判断基準で水やりをしています:
- 鉢を軽く持ち上げて軽いと感じたら鉢底から流れるくらいたっぷりと
- 葉が少ししんなりしてきたら要注意サイン
- 夏場は朝か夕方の涼しい時間帯に水やり
6月に行ったこと
6月は気温と湿度が高くなる時期。病害虫や乾燥への対策が必要になってきます。そこで行った作業がこちらです。


・庭に生えた雑草を利用して土をカバー。土の乾燥や雑草の発生防止に効果があります。


・主枝以外の小さな葉を取り除いて、風通しを良くし、病気予防につなげました。
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取り除いたときに出てくる白い液に触れると痛痒くなります。お子さんやご自身が触れないように気を付けて!


・幹の根元から30cm程度を目安に防虫ネットを巻いてカミキリムシ対策。木へ産卵防止できれば良いので、アルミホイルや布を巻くのも有効です。
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カミキリムシは果樹(特にいちじく)にとって大敵。被害を防ぐには、初夏の対策が重要です!
今後の成長記録と収穫への期待
現在の育成状況(2025年6月時点)
現在のいちじくは、樹高が約80cm程度で、葉は大きく広がり、健康的に見えます。まだ果実は付いていませんが、これからの成長が非常に楽しみです。
5月13日


6月7日


苗は園芸の先輩からのいただきもの。冬に剪定した枝を育てたものを譲り受けました。品種は忘れてしまったそう。そんな経緯ですが、今年苗を買ったものと同じような条件だと考えています。
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今年実がなるのか?それとも来年になるのか?収穫までたどり着けるかワクワクと心配が入り混じっています。
今後に向けた追記予定
この記事は成長記録として、今後も追記・更新していく予定です。
- 果実が付いた時の様子
- 実が熟すまでの日数
- 収穫タイミングや味のレビュー
- 冬越しの様子
などを追加していくことで、1年を通じた「リアルないちじく栽培レポート」にしていければと思っています。
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果実が付きそうな7月ごろに追記予定です。お楽しみに!
まとめ
いちじくは、初心者でも安心して始められる果樹のひとつです。実際に育ててみて、水切れのサインが分かりやすく、強健である点に助けられています。
今後もこのブログ「たべる庭のたね」では、いちじくの成長過程や、家庭菜園の楽しさ・工夫を記録していきます。いちじく栽培に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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