家庭菜園いつから始める?初心者向け年間スケジュールと栽培のコツ

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「いつ植えたらいいの?」「どの時期にどんな作業が必要?」と迷いがちな家庭菜園。とくに初めて取り組む方にとっては、栽培の流れやタイミングがわからず、結果的に失敗してしまうことも。

この記事では、食べられる庭(エディブルガーデン)づくりを楽しむための、年間スケジュールの基本をわかりやすく解説します。初めてでも安心して取り組めるよう、作業のポイントも押さえておきましょう。


目次

春(3月〜5月)|準備と植え付けの季節

よくある迷い

「春になったから、何か育てたいけど何から始めたらいいの?」

ポイント

  • 園芸シーズンのスタート。土づくり・プランター準備・苗の購入や種まきなどを行います。
  • 3〜4月は日差しも柔らかく、初心者にとってスタートしやすい時期です。
  • ミニトマト、バジル、シソなど春植え野菜やハーブの苗が出回ります。

対策

  • 植えたい野菜・ハーブの「植えどき」を事前に調べて、計画的に準備
  • 培養土を活用し、すぐに植えられる状態にしておく
  • まだ寒暖差の大きい地域では、不織布などで防寒対策も検討

夏(6月〜8月)|生長・収穫・水やりが忙しい季節

よくある失敗

「気づいたら葉がしおれていた」「実がつかない」

原因

  • 高温・乾燥で水切れが起きやすい
  • 肥料切れや日照不足で生育不良になるケースも

対策

  • 毎朝か夕方に水やりの習慣をつける(特に鉢植え)
  • 元肥+追肥のバランスを見直す
  • 日当たりを意識した鉢の配置替えを検討

秋(9月〜11月)|一部の野菜とハーブは再チャレンジも可能

よくある勘違い

「秋は何も育てられないのでは?」

ポイント

  • 実は秋植えの野菜(レタス・小松菜・春菊)やハーブ(パクチー・イタリアンパセリ)も豊富。
  • 夏に枯れてしまった鉢を再活用する絶好のタイミングです。

暑さが苦手な植物は秋植えがおすすめ。自分が収穫してみたい植物は暑さと寒さどちらに弱いのかで植える時期を決めるのもおすすめです

対策

  • 植え替え時に古い土はふるいにかけ、必要に応じて再生材を混ぜる
  • 育ちの早い葉物野菜なら、初収穫まで約30日〜40日
  • 日照時間が短くなるので、日当たりのいい場所に鉢を集めておく

冬(12月〜2月)|メンテナンスと来春の準備期間

よくある失敗

「何も育てていない期間に、放置して鉢や道具が傷む」

原因

  • 土が雨ざらしになり、カビが発生
  • プランターや支柱が劣化する

対策

  • 使わない鉢や道具は掃除して屋内または軒下に保管
  • 土は乾燥させて保管 or コンポスト化するのもおすすめ
  • カタログや種苗店の情報を集め、来春の育てたい品種をリスト化

冬は果樹などの剪定時期としてもおすすめ。形を整えたり、大きく刈り込んでも幹へのダメージが少なく済むことが多いですよ

年間スケジュールまとめ(ざっくりカレンダー)

時期(植え付け🌱、収穫🍅)主な作業・栽培例
3月🌱準備、種まき(ハーブ)
4月🌱苗の購入、植え付け(トマト、バジル)
5月🌱支柱立て、追肥、水やり開始
6月〜7月🍅生長管理、収穫スタート
8月🍅水やり強化、収穫・剪定
9月🌱秋野菜・ハーブの再スタート
10月🍅収穫、片付け準備
11月〜2月道具の手入れ、土の管理、次年度準備

まとめ|季節ごとの流れを知れば、もっと楽しめる

「育てたい」と思ったときが始めどきですが、年間スケジュールをざっくり押さえておくことで、より成功しやすくなります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、経験を重ねるほど「この時期には何をすればいいか」が体に染みついてきます。まずはひとつ、育てたいものを決めて、その季節に合った準備から始めてみましょう。

私個人の感想としては、ミニトマトやスイートバジルが手がかからずに育つうえに、たくさん収穫できておすすめ。このブログでも育て方などを紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください

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