ハーブは「育てて終わり」ではもったいない植物。生活にほんの少し加えるだけで、料理の彩りや香りを豊かにしてくれたり、暮らしに癒しを与えてくれます。
この記事では、初心者でも気軽にできるハーブの使い方を3つ厳選。育てたその日から楽しめる、簡単で実用的なアイデアをご紹介します。
-150x150.jpg)
私の活用例も載せていますので、参考にどうぞ!
ハーブの使い方1|料理のアクセントに使う
最も手軽な使い方は、料理にちょっと加えること。ほんのひと手間で香りが引き立ち、味に奥行きが出ます。
● 使い方例
- バジル:トマトとモッツァレラのカプレーゼ、パスタにトッピング
- シソ:冷奴や納豆の薬味、梅干しやおにぎりにも
- イタリアンパセリ:スープや肉料理の彩りに散らすだけでプロの仕上がり
使う直前に収穫すると香りが強く、味もフレッシュ。初心者こそ「すぐ使える距離にある庭」のありがたみを感じられます。
我が家の活用例:イタリアンパセリのトースト
材料(1人分)
- 食パン 1枚
- イタリアンパセリ 適量
- 粉チーズ 適量
- マヨネーズ 少々
※トーストの写真では、イタリアンパセリ2g(茎4つ)、粉チーズ4g、マヨネーズ1gの量が乗っています。
パセリの味が好きなら粗みじん切り、苦手な方は細かく切ると風味を中心に楽しめます。


味見しながら粉チーズとマヨネーズを調整してみてください。


トースト前にソースを塗ってみましたが、熱が加わっても風味は変わりませんでした。トーストした後からソースを塗った方が周りにこぼさず用意できるのでおすすめです。


ハーブの使い方2|フレッシュハーブティーを楽しむ
朝の時間や夜のリラックスタイムにおすすめなのが、自家製ハーブティー。特別な道具がなくても、マグカップとお湯さえあればすぐ楽しめます。
● 使い方例
- ローズマリー:すっきりとした香りで気分をリフレッシュ
- ラベンダー:ほんの少量でふわっと香る。寝る前におすすめ
- レモンバームやミント:さわやかで飲みやすく、初心者向き
ハーブティーにする場合は、農薬を使わず育てていることがポイント。ベランダ菜園ならその安心感も魅力のひとつです。
我が家のレギュラー:ローズマリーティー
材料(1人分)
- ローズマリー 10cm程度
- お湯 150cc
- レモン汁 小さじ1
- はちみつ お好みで少々
私は2分浸けて、ローズマリーの香りがお湯にふんわり広がってきたぐらいが好み。浸けすぎると苦みが出るので、放置には気を付けて。


STEP1だけでも香りを楽しめるのですが、お好みで柑橘系の果汁やはちみつを加えるとより一層美味しいですよ。


ハーブの使い方3|暮らしの中で香りを楽しむ
料理やお茶以外にも、ハーブは「香りのある暮らし」に活かせます。乾燥させたハーブを使えば、保存も効きます。
● 使い方例
- ラベンダーのドライフラワー:サシェ(香り袋)にしてクローゼットに
- ローズマリー:枝のまま吊るしてキッチンのインテリア兼芳香に
- ハーブバス:お風呂に乾燥ハーブを入れてハーブ湯に
剪定したときのハーブを無駄にせず、暮らしに役立てる。これも「食べられる庭」ならではの楽しみ方です。
我が家のちょっとした癒し:活け花として活用
伸びすぎた枝や花を切って有効活用。ローズマリーやラベンダーの近くを通った時にふわっと香って癒されます。室内に植物を取り入れると雰囲気が和らぐのもポイント。


まとめ|ハーブは育てたあとが本番!
ハーブは育てる楽しさだけでなく、「使ってこそ」魅力が広がる植物です。キッチンやインテリアなど、今日から1つ気になる使い方を試してみてはいかがでしょうか?
1つ試してみるだけで、暮らしがちょっぴり心地よくなるかもしれません。
-
猛暑でも枯らさない!ベランダハーブの「夏越し」テクニック3選
猛暑でもあきらめない!ハーブのベランダ栽培を夏越しさせるコツと7月前の準備を紹介します。 -
【初心者向け】スイートバジルの育て方|香り豊かなハーブを自宅で収穫!
ベランダで簡単に育てられるスイートバジルは、料理にも大活躍の万能ハーブ。初心者向けに育て方から収穫のコツ、バジルの活用アイデアまで実体験をもとにやさしく解説します。 -
【初心者向け】料理で使える育てやすいハーブ5選(収穫時期付き)
料理に香りと彩りを添える「育てやすいハーブ5選」を紹介。スイートバジルやローズマリーなど、初心者におすすめの品種と収穫時期・活用例をまとめました。
コメント