「大葉としそって、何が違うの?」
「夏になるとよく見るけど、自分でしそを育てるのって難しい?」
こんな疑問を持つ方は意外と多いかもしれません。
この記事では、「大葉としその違い」から、家庭菜園初心者でもできる育て方、さらに夏に人気の「大葉のジュース」まで、やさしく解説します。
忙しい毎日の中でも、小さなプランターで緑を育てる時間があると、暮らしがちょっと豊かになりますよ。
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我が家では庭のあちこちでしそを育てています。実際に育てて感じたポイントなどもありますので、ぜひご覧ください
「大葉」と「しそ」は同じもの?
まずは多くの方が混乱しがちなこの違いについて。
結論から言うと、「大葉」は「しそ(青じそ)」の葉の部分の商品名です。
- しそ(紫蘇):植物の名前。青じそと赤じその2種類があります。
- 大葉:スーパーで見かける商品名。しその葉=大葉、と思ってOK。
つまり、「しそ=植物全体の名前」「大葉=青じその葉部分」と覚えておくと分かりやすいですね。
しそを育てる時期はいつ?春〜夏の家庭菜園がおすすめ!
しそは丈夫で初心者向きのハーブのひとつ。気温が安定する春(4月〜5月)に苗や種を植えるのがベストな時期です。
【しそ 栽培の基本】
- 栽培場所:ベランダや日当たりの良い場所(半日陰でもOK)
- 植え付け時期:4月〜6月
- 収穫時期:6月〜9月頃
- ポイント:
- 土は市販の「野菜の培養土」で十分
- 水は土が乾いたらたっぷりと。乾燥しすぎには注意
- 間引きをこまめに行うことで葉が大きく育つ
しそは暑さに比較的強く、「夏の家庭菜園デビュー」にぴったりです。


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野菜と比べて、追肥せずに放置していてもぐんぐん育っています。基本的には水切れだけ気を付ければよいので、忙しい人におすすめのハーブです
初心者がつまずきやすいポイントと対策
実際に育ててみると、「あれ、うまく育たない…」という声も。そんな時のために、よくある失敗とその対策を紹介します。
よくある悩みと解決法
トラブル例 | 原因と対策 |
---|---|
葉が固くなってきた | →収穫が遅れすぎ。やわらかいうちにこまめに摘みましょう |
葉に虫が! | →ハダニやバッタ対策に、防虫ネットの活用や葉を間引いて風通しを良くしましょう |
茎がひょろひょろ | →日当たり不足、または間引き不足。葉が混みすぎたらカットを |
収穫してもどんどん新しい葉が育つので、こまめな収穫と観察がしその育て方のコツです。
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しそは穂が育つことでも葉が固くなって食感・香りが落ちます。しその本枝から生えてきたら早めに摘みましょう
収穫したらどう使う?人気の「大葉ジュース」も!
せっかく育てたしそ、収穫したあとにどう使うかも楽しみのひとつですよね。
薬味に使うのはもちろんですが、実は「大葉のジュース」や「青じそジュース」も人気です。
【青じそジュースの作り方】


- 青じその葉:20枚程度
- 水:500ml
- 砂糖:50g(好みで調整)
- クエン酸 or レモン汁:小さじ1〜2
1.青じそをよく洗う。水を鍋で加熱し、青じその葉を入れて4分程度煮出す
※青じそは虫に喰われてても、葉が固くなっててもOK


2.火を止めて青じそを取り出し、味を見ながら砂糖、レモン汁を加える
※完成したジュースは冷蔵庫で保存して数日楽しめます


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レモン汁がなければ、お酢でもOK。リンゴ酢だとリンゴの風味が加わって、より子ども向きのジュースになりそうです
疲れた日にもスッキリ飲めて、お子さんとの食育にもぴったりです。
「しそ=育てて終わり」じゃない。暮らしの彩りに
しそを育てる魅力は、収穫して食べられるだけでなく、「暮らしの中で植物を感じられること」にもあります。
水やりをして、葉を眺めて、香りに癒される。
たったひと鉢でも、自然とつながる感覚を思い出させてくれます。
「すぐ枯らしちゃいそう…」と不安な方も、しそなら育てやすくて安心です。
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日かげしかない小さな庭でも、プランター栽培でもすくすくと育つのがしその魅力。ぜひ育ててみてください
まとめ|まずは1鉢、気軽に“食べられる庭”を始めてみよう
大葉としその違いが分かると、身近なハーブがちょっと特別に感じられるはず。
そして、しそを育てることは、忙しい日常の中に“季節”と“自然”を取り戻すきっかけにもなります。
「食卓の一品を、自分で育てたしそで彩る」
そんな小さな喜びが、“たべる庭”のある暮らしです。
まずは、あなたも1鉢のしそから始めてみませんか?
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